１９４７年製、ニューヨークメイドのエピフォンのエレクトリックモデルの最高機種、しかもゴージャスなブロンドカラーです。

17インチボディでギブソンで言うL-5に相当します。

チャーリークリスチャンピックアップのようなシングルコイルがセンターに。

がっつりとした程よい太めのメイプル＆ウォルナットの５ピースネックで１９４０年代、良き時代のスウィングの「あの音」がします。

ピックアップモデルなのでハウリングを考慮した合板トップですが上質なスプルースとサイド・ネック、バックには上品なトラ目が出ています。

特に１ピースのバックのトラ目は見事です。

指板は通常エボニーですが、本機はハカランダというイレギュラー仕様でレアだと思います。

パーツ交換はボリュームとトーンのつまみがチキンヘッドになっているくらいです。

１６〜１７フレットあたりからピックアップが干渉して音が詰まりますが初めからの仕様であると思われます。（一応リペアショップでぎりぎりまで調整済です）

ハイポジションを多用する方には（ノンカットなのでいないと思いますが）おすすめできませんが、歌ものや４ビートジャズを刻む方は問題ないでしょう。

George Gruhn&Walter Carter著「Electric Guitars」にも掲載されている（本機ではありませんが）名器です。

市場にはまず出てきません、マニアな箱好きの方、お見逃しなく！！

S/N 751XX

＊店舗が狭いので現在店頭にはございません、ご覧になりたい方は事前にご連絡ください。

2022.07