レア中のレアの歴史的名機です。

１９６９年から７１年まで１６２本製作の記録があるギブソン、クレスト・ゴールドです。

知る限りカタログに載ったギターでは一番本数が少ないクラスのモデルだと思います。

ご覧の通り、ワシントン条約で象牙と並び、一番規制が厳しいオールブラジリアンローズウッド（ハカランダ）ボディ、フィンガーボード、ピックガード、ブリッジ、テールピースプレートと贅を尽くしたスペック。

当時レスポールカスタムの２倍の価格だったとのことです。

ボディはES-330に似ていますが、ブックマッチのトップ・バック、トップ板の薄さ、フラットに近いバック、バックセンターにはJ-200に通じる手作業による寄せ木細工、ジョニースミスモデルのようなフローティングピックアップなど、全く別のコンセプトによって作られています。

音も抜けの良いクリアなジャズトーンで唯一無二のもの。

今後２度と製作されることはありませんし、仮にギブソンにブラジリアンローズウッドのストックがあったとしてもオーダーすると何百万円することやらです。

専用のピックアップのエスカッションのような木製パーツが欠品。

経年変化によるクリア塗装のクラックが激しいですがオリジナル性を重視してあえてこのまま後世に遺したほうがいいでしょう。

今までに改造された個体を２本見たことがありますので、このレベルで現存するのは、せいぜい１５０本ほどかと推測します。

オリジナルハードケース付き

S/N 9114XX　（シリアルからすると６８年ですが、記録からして６９年としています）

＊この商品は東京以西で、もしスケジュールが合えば最寄りの新幹線の駅まで手渡しでのお届け（交通費当方負担）もご検討いたします。

申し訳ありませんが、その際は勝手ながら、初期不良以外、ノーリターンにてお願いいたします。

＊店頭にない場合がございます、ご覧になりたい方は事前にご連絡ください。